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家を建てる土地を選ぶ際に、その自治体では住民税がいくらかかるのかを考えることがあるでしょう。
ここでは、宇治市の住民税の算出方法や、年収ごとの住民税額について解説しています。宇治市に家を建てることを検討されている人は参考にしてみてください。
その年の1月1日時点で宇治市に住んでいる人は、京都府や宇治市に住民税を支払う必要があります。住民税とは、均等割額と所得割額を合わせた額のことです。
均等割額は、一定以上の所得がある住民全員に一律でかかるもので、宇治市の場合は5,600円(市民税が3,500円、府民税が2,100円)となります。
また、所得割額は住民の所得に応じてかかるもので、基本的には所得が多くなるほど税額も上がります。なお、この場合の所得は、前年1月から12月の1年間の所得金額のことです。具体的な算出の仕方としては、前年の所得金額から所得控除額を引いた額に税率10%(市民税6%、府民税4%)を掛け、さらにその金額から税額控除額を引いた金額となります。
宇治市の年収200万円から800万円までの住民税を算出すると、以下のようになります。
なお、妻や子どもがいる世帯や保険に入っている場合など、住民税の金額は条件によって変わってきますので、おおよその目安としてご確認ください。
住民税の均等割額や所得割率は自治体によって多少異なります。標準として定められた税率に、その自治体独自の税を加算することができるためです。逆に、名古屋市のように軽減税率を適用しており、標準よりも住民税が安くなっている自治体もあります。宇治市は特別な増税や減税をしていないため、住民税は高くも安くもなく、標準的といえるでしょう。
もし他の自治体から引っ越してきて宇治市の住民税を高いと感じたのであれば、それはあなたの所得が上がったか、扶養家族が減ったなど、何らかの環境の変化が影響しているかもしれません。
今回は、宇治市の住民税について解説してきました。宇治市の住民税は、自治体独自の特別な税を設定しておらず、標準的な税率といえます。そのため、住民税については特に注視することなく、住まいとして検討できる自治体と考えられるでしょう。
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