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注文住宅と建売はどっちが良い?

注文住宅と建売のどっちがよいか、迷っている方も少なくないでしょう。いずれもマイホームを入手できる点では同じですが、実はさまざまな違いがあります。このページでは、マイホームと建売の違いや選ぶコツなどについて解説しています。どっちにするか迷った時の参考にしてください。

注文住宅とは?

注文住宅は主にハウスメーカーやビルダー、工務店などに住まいの設計を依頼し、一から設計する住まいのことを言います。外装や内装のデザインはもちろん、間取りや設備・仕様も一から決めるのが特徴です。自己所有する土地に建てるため、立地や環境は自分達の好みに合わせることができます。

注文住宅のメリットは自由度の高さにあります。間取りやデザインの制約が少ないため、オリジナルのマイホームを建てることも不可能ではありません。また、建てる場所も自分達で決められるので、立地にこだわることもできます。

一方、注文住宅は土地探しから始めなくてはいけません。しかし、土地の条件によっては建てられる住宅に制約があるため、慎重に選ぶ必要があります。建売と比べて費用も高くなりやすいので、予算には注意しましょう。

注文住宅に向いている人

注文住宅は、オリジナルのマイホームが欲しい方、住まいのデザイン、設備・仕様などにこだわりたい方におすすめです。完成までに時間がかかるものの、間取りなどの自由度は高く、自分達のこだわりを詰め込んだマイホームが建てられます。その分マイホームへの愛着もわくでしょう。

立地にこだわりたい方にも適しています。郊外でも駅から10分以内がよい、子育て向きの環境・施設が揃っている…など、条件に合った土地を探せば希望を叶えられます。

建売住宅とは?

建売は、建物と土地がセットで販売されている住宅のことを言います。主に分譲地に建てる住宅と、不動産会社が販売する土地に建てる住宅の2種類があります。前者は大きな土地を区画割りしており、後者は土地に1軒のみ建てるようにされています。建売は基本的な間取りや仕様、デザインなどが決まっており、規格を統一しているのが特徴です。

建売のメリットは価格の安さにあります。建売は、あらかじめ規格が統一されており、材料を一括発注して材料費を抑えています。また、完成(予定含む)物件を選ぶのみで済むため、自分達で土地を探す手間がかからないのも利点です。

しかし、建売は間取りや仕様が決まっており、自由度はほとんどありません。施工の様子も確認できないため、品質に問題があっても住むまで判断が難しいのも欠点です。

建売住宅に向いている人

建売は、少しでも安くマイホームを購入したい方向きと言えます。スケールメリットを活かして建築されているため、土地と建物を別々に買うケースと比べて割安で済む場合がほとんどです。土地探しや住宅の設計も不要なことから、短期間でマイホームを入手したい方にも向いています。自由度は低いものの、すぐにマイホームが欲しいなら建売を検討してみるとよいでしょう。

入居するまでにかかる期間の違い

注文住宅と建売は、それぞれメリット・デメリットが異なりますが、入居までに必要な期間にも違いがあります。特に注文住宅は入居までに時間がかかるので、しっかりとスケジュールを組んで対応することが重要です。

注文住宅

注文住宅の入居にかかる期間は、一般に8ヶ月から15ヶ月とされています。

参照元:ライフデザインカバヤ(https://lifedesign-kabaya.co.jp/column/housing/page-40-3/)

土地がない場合、土地探しから始めることになります。その場合、土地探しにかかる時間も考慮しなくてはいけません。なお、ハウスメーカーや工務店によっては、土地探しから相談に乗ってくれる場合もあります。

注文住宅の入居の流れは次のとおりです。

  • 予算の決定
  • 土地と注文住宅会社選び
  • プランの提案と見積もりの提示
  • 契約とプランの確定
  • 工事
  • 引き渡し

予算を決めた後は、土地探しと並行して注文住宅会社も選ぶ必要があります。その後プランについて打ち合わせ、見積もりに問題がなければ契約となります。そして建物の工事が始まり、各種検査・立ち会いを経て引き渡しが完了します。

建売住宅

建売の入居にかかる期間は2ヶ月から6ヶ月程度とされています。

参照元:ライフデザインカバヤ(https://lifedesign-kabaya.co.jp/column/housing/page-40-3/)

注文住宅と比べても入居までの期間が短く、購入までの流れもシンプルです。土地探しや、マイホームの設計などは必要ありません。

  • 予算・条件の決定
  • 物件選び
  • 物件の内観
  • 契約と代金の支払い
  • 引き渡し

予算や希望条件を決めたら物件を探し、いくつか候補をピックアップします。そして候補物件の内観を行い、物件を決めたら契約するのみです。後は手続きが完了次第、引き渡しとなります。

ただし、完成前の物件は内観できません。完成前の場合、平面図やイメージパースをチェックして判断する必要があります。

注文住宅と建売住宅選びに迷うときの選ぶポイント

向き不向きが異なる注文住宅と建売ですが、迷った時はマイホームのデザインや予算、住まいの立地などを踏まえて総合的に判断しましょう。ここからは、注文住宅と建売で悩んだ際に選ぶコツについて解説します。

家の内装や外装

最初にチェックしておきたいのが住まいのデザインです。内装や外装にどの程度こだわりたいかを考えてみましょう。

内装も外装もオリジナルがよい、自分達の好みにしたいという場合は注文住宅がおすすめです。間取りはもちろん、造作まで好みを反映させられるので、家族のこだわりが詰まったデザインを実現できます。また、使用する材料もある程度自由に選べます。

さほどこだわりがない方は建売が適しています。デザインの自由度は下がりますが、家具で差別化したい、少しだけ個性を出したいという場合は建売でも十分と言えます。

お財布と相談

注文住宅と建売で迷った際は、お財布としっかり相談することも大切です。住宅ローンの返済にも影響するため、過度に予算オーバーしないよう注意しましょう。

予算が限られる方や、費用を抑えたい方は建売がおすすめです。販売価格が安価なため、浮いた費用を返済に充てたり、家財を揃える際に使ったりできます。値下げ交渉も可能であれば、さらに購入費用を抑えられます。

一方、予算に余裕がある場合は注文住宅が向いています。建売と比べて総費用は高くなるものの、何にいくらお金を使うかなど、予算の使い道をある程度コントロール可能です。なお、費用を抑えたい場合はローコスト住宅という手段もあります。ただし、ローコストな分グレードが下がるため、設備や仕様は慎重にチェックしましょう。

家のエリア

住まいのエリアも決めることが重要です。ライフスタイルに影響しますので、住みたいエリアや立地、環境は慎重に判断する必要があります。

住みたいエリアが決まっている方は、そのエリア内で販売されている土地や、建売をチェックしてみましょう。注文住宅と建売で悩んだ場合、デザインの希望や予算、周辺環境を考慮して選ぶことが大切です。

住みたいエリアが決まっていない方は、建売を検討してみるとよいでしょう。建売はほぼ同じタイミングで入居するパターンが多いため、隣家や近隣住民とコミュニケーションを取りやすい利点があります。反対にコミュニケーションは自信がある方は、注文住宅も候補に入るでしょう。

入居のタイミング

入居するタイミングもしっかり決める必要があります。新生活を始める時期胃関わるため、入居希望時期を決めてスケジュールを立てましょう。

子どもの進学や仕事の異動など、入居時期がある程度決まっている場合は建売が適しています。早ければ2ヶ月ほどで入居できるため、例えば年末から物件を探し、翌年の3月末までに引っ越しを済ませる、といったスケジュールも可能です。

1年以上先でも十分など、入居時期のこだわりがない場合、注文住宅もよいでしょう。入居までの時間はかかるものの、工事中にゆっくりと引っ越しの準備ができます。

見学会や内覧会でイメージを膨らませてみよう

注文住宅と建売は異なる点が少なくありません。どっちがよいか迷いがちですが、予算やマイホームへのこだわり、希望する入居時期などを考慮して選びましょう。

それでも悩んだ時は見学会や内覧会に参加し、イメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。イメージを膨らませることで、マイホームに求めるものを具体化できます。そして業者に相談し、自分達に適した住まいを判断するとよいでしょう。

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※付帯工事費・諸経費込み

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クラッセ住宅販売の施工事例
引用元:クラッセ住宅販売公式HP
https://atelier-classe.com/works/1121/
建物価格
1760万円~(約30坪)

※付帯工事費・諸経費は要問合せ

公式HPで施工事例を見る

穂高住販
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体に優しい健康住宅
穂高住販の施工事例
引用元:穂高住販公式HP
https://h-diy-home.com/gallerys/gallery-2756/
建物価格
1800万円~(約30坪)

※付帯工事費・諸経費は要問合せ

公式HPで施工事例を見る

※価格は公式HPの施工価格から算出した参考価格(税別)。条件や保証内容などにより、価格は変動する可能性がありますので、詳細は各ハウスメーカー、工務店にお問合せください。