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こちらのページでは、注文住宅を建てる際に知っておきたい相場と資金運用のポイント、さらに宇治市の土地相場についてまとめています。
注文住宅を購入する場合には、資金面の計画を立てるためにも「相場」を知っておく必要があります。ここでは注文住宅の相場に加えて、資金運用についてまとめています。
独立行政法人住宅金融支援機構が発表している「2020年度 フラット35利用者調査」によると、2020年4月から2021年3月までに「土地の購入込みで注文住宅を取得した」ケースにおける費用総額は、全国平均が4,397万円となっています。さらに、宇治市を含む近畿圏における平均は4,540万円(うち土地購入費用は1,086万円)という結果が報告されています。
また、「土地の購入なしで注文住宅を取得した」ケースの全国平均は3,168万円となっており、近畿圏の平均は3,050万円となっています。
注文住宅の購入費用は、どこの土地を購入するか、また性能をどうするかによっても大きく変化しますが、まずは上記の金額を目安として考えておくと良いでしょう。
参照:独立行政法人 住宅金融支援機構 国際・調査部|2020年度 フラット35利用者調査(https://www.jhf.go.jp/files/400357456.pdf)土地購入費を含む注文住宅の費用は、徐々に上昇している状況にあります(2013年度以降8年連続での上昇)。
この価格上昇の原因として考えられるのが、「ウッドショックによる資材不足」「半導体の不足による設備費の高騰」など。さらに、建築業界では人材不足の傾向があることから、人件費の高騰なども関係しているといわれています。そのほかにも、「長期優良住宅」や「低炭素住宅」など、家を建てる際に求められる設備の性能が上がっていることも、住宅取得にかかる費用の上昇に関わってきているという面もあります。
このように住宅の価格が上がっていることに対してマイナスなイメージを持つかもしれませんが、長期的に見るとお得になっている部分もあります。例として、長期優良住宅の認定を受けると補助金を受けられることに加え、税制面でのメリットを受けられます。さらに、長い間快適に過ごせる性能を備えていること、また、断熱性や気密性が高いことから、エコな暮らしにつながるといった面もあります。
さらに、現在は「超低金利時代」ともいわれていますので、立地や設備などさまざまな条件によっては、現在住んでいる家賃と同程度の負担で注文住宅を持つことができる可能性もあります。
2022年(令和4年)の基準地価を参照すると、宇治市の土地価格相場は、坪単価41万4419円/坪(基準地価平均12万5361円/㎡)となっており、全国順位は1,736市町村中142位。さらに前年度より0.60%の上昇となっており、変動率で見ると全国で312位となっています。
参照:土地代データ|宇治市(https://tochidai.info/kyoto/uji/)宇治市内のエリア別に見ると、最も地価平均が高いのが「六地蔵エリア」で「17万4272円/㎡(57万6108円/坪)」です。
次いで「莵道エリア(14万1000円/㎡(46万6115円/坪))、3位が「宇治駅(JR)エリア」で「13万6000円/㎡(44万9586円/坪)」。4位が「小倉エリア」で「13万0653円/㎡(43万1913円/坪)」、5位は「宇治駅(京阪)エリア」で12万8833円/㎡(42万5895円/坪)」となっています。
また、宇治市内の宅地の平均値は「11万3336円/m2(37万4664円/坪)」となっており、それぞれの基準点の地価は近鉄京都線の路線に近いほど高い傾向があるようです。
このように、地価の相場を見ると、駅から離れた土地を選んで土地購入費を節約したくなるものですが、土地相場に加えて、周辺の環境についてもしっかりとチェックした上で、どこに家を建てるのかを決めていくことが大切です。
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※付帯工事費・諸経費は要問合せ
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